先月AWS認定 セキュリティに合格した波にのって、今度はAWS認定の専門知識にあたる「高度なネットワーキング」を受験・合格したので、 こちらの体験記も紹介したいと思います。
1.受験するときのAWS経験、AWS認定状況
- AWS経験:5年程度
- AWS取得認定
- AWSソリューションアーキテクト(アソシエイト)取得
- AWSソリューションアーキテクト(プロフェッショナル)取得
- AWSセキュリティー専門知識取得
改めてインフラエンジニア領域の認定資格を狙ってみました。
2. 勉強期間
1カ月程度(2021年2月中旬~2021年3月中旬まで)
こちらも、それほど毎日毎日勉強していたというほどではなかったです。
3.高度なネットワーキング試験の合格までの受験回数
今回も1回で合格しました!
4.勉強した内容
今回はAWSトレーニングや模擬テストなどの公式のものがなく、結構地道にBlackBeltで勉強するくらいしかなく、本当にこれで大丈夫か?と結構不安でした。
- Blackbelt
- AWSの各サービスの資料となる通称Blackbeltについては、私の場合上記のトレーニングや模擬テスト、さらには下記の模擬試験などで苦手な傾向のものを中心に資料は確認しました。私が勉強した内容は下記でした。
- VPC
- VPC(VPN接続集)
- ELB
- Route53
- Route53(Hosted Zone)
- Direct Connect
- Direct Connect(オンプレとの冗長化接続)
- Auto Scaling
- VPCとDirectConnectに関しては特に重要だと思います。冗長化といった観点での理解は必須です。また個人的には Route53関連のHostedZone(内部DNSとの利用)という観点の理解が浅かったので、その点は勉強しておいた方がよいかと感じました。
- 模擬試験、試験問題例
- 高度なネットワーキングに関しては、模擬試験がないため、試験問題例しかできませんでした。
- その他
5.結果
- 上述しましたが1回目で無事合格できました!
- 結果は下記のような感じでした。
- スコア:800点台
- 各セクションのスコア
- 分野1:大規模なハイブリッドITネットワークアーキテクチャを設計し、実装する 24%
- 分野2:AWSネットワークを設計し、実装する 28%
- 分野3:AWSタスクを自動化する 8%
- 分野4:アプリケーションサービスとネットワークの連携を構成する 14%
- 分野5:セキュリティのコンプライアンスを設計し、実装する 12%
- 分野6:ネットワークの管理、最適化、トラブルシューティングを行う 14%
6.さいごに
高度なネットワーキングは、本当に勉強素材がなく、事前勉強がこれでよいのか?という状況で臨みました。ただ、結果的には思ったより点数が取れた印象です。
上述したとおり、試験を受けてみた後で重要だと思ったことは、VPCやオンプレとDirectConnectの接続やVPNに関する内容はきちんと理解しておいた方がよいかと思います。DirectConnectはVIFや設定手順などの基本的な問題も出てました。
また、冗長性という観点も重要で、VPNやDirectConnectの冗長化やRoute53やAutoScalingでのサービスの冗長化も抑えた方がよいと思います。
あとはAWSアーキテクトやセキュリティ関連の問題もあり、これらの合格後に受けたため結構今までの勉強知識で解けた問題もありました。
こちらもアーキテクト プロフェッショナルよりは取得しやすい印象を受けたので、みなさまも是非とも挑戦してみてください!
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