【GCP】TeratermからGCP(GCE)VMインスタンスへSSHログインする設定方法(はじめてのGCP構築 3) - とあるインフラエンジニアのテクニカルノート

前回GCPのVMインスタンスを作成しましたが、GCP管理コンソールからのSSH接続ではなく、よく使っているTeratermからSSH接続してログインする設定手順を紹介したいと思います。

GCPのヘルプはよく出来ていて、サードパーティアプリからの接続ということで紹介されているのですがPuttyしかありませんでした。。

やはりTeratermに慣れ親しんでいるので、こちらを利用したいという方はぜひとも設定してみてください。

1.Teratermで認証鍵の生成

まず、TeratermでSSH鍵を生成します。
Teratermを開き、ツールバーの「設定」-「SSH鍵生成」を選択します。

Teratermで認証鍵の作成1




「生成」をクリックします。
 
Teratermで認証鍵の作成2



 
 鍵の種類・ビット数はRSA、2048のままで、「コメント」欄に接続するユーザ名を入力し、「公開鍵の保存」をクリックして、公開鍵ファイル(id_rsa.pub)を保存します。
 
Teratermで認証鍵の作成3



 
続いて、「秘密鍵の保存」をクリックします。”空のパスフレーズを使用しますか?”と指摘されますが「はい」を選択して進め、秘密鍵ファイル(id_rsa)を保存します。
 
Teratermで認証鍵の作成4



 

2.GCPで認証鍵設定

次にTeratermで作成した認証鍵をGCPに登録します。
 
 GCE管理画面の左メニューから「メタデータ」をクリックし、メタデータ画面から「SSH認証鍵」タブをクリックし選択します。タブの下にある「編集」ボタンをクリックします。
 
GCPコンソールの鍵認証設定画面1



 
 「+項目を追加」ボタンをクリックします。

GCPコンソールの鍵認証設定画面2




新しくできた欄に、先ほど作成した公開鍵ファイル(id_rsa.pub)をテキストエディターで開き、内容をコピペします。完了後、「保存」ボタンをクリックします。
 
 新たなSSH認証鍵が追加されているのが確認できます。
 
GCPコンソールの鍵認証設定画面3


 

3.TeratermでSSH接続

設定は完了のため、TeratermでSSH接続します。
 
通常の通り、Teraterm起動後、接続先へ接続し、「ユーザ名」を入力、「RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う」を選択し、秘密鍵を先ほど作成した「id_rsa」ファイルを選択します。
これで接続すると、無事接続できます。
 
Teraterm接続確認1



Teraterm接続確認2



 
以上で、GCEインスタンスへTeratermからSSH接続でログインできることが可能となります。
 

(参考・引用元)https://cloud.google.com/gcp/getting-started?hl=ja


コメント