実際のクラウドのハンズオンノウハウだけではなく、AWS認定の資格取得に向けた体験記も紹介していきたいと思います。
今回は2021年2月にAWS認定の専門知識にあたる「セキュリティ」に合格したので、 合格体験を紹介します。今後受験される方の参考になればと思います。
1.受験するときのAWS経験、AWS認定状況
- AWS経験:5年程度
- AWS取得認定
- AWSソリューションアーキテクト(アソシエイト)取得
- AWSソリューションアーキテクト(プロフェッショナル)取得
以上のように、バリバリ日時使いこなしているわけではありませんが、基礎知識は保有していると思います。
2. 勉強期間
2カ月半程度(2020年12月~2021年2月中旬まで)
ただ、それほど毎日毎日勉強していたというほどではなかったです。
3.セキュリティ試験の合格までの受験回数
今回は運もよかったのか1回で合格しました。
4.勉強した内容
- AWSトレーニング
- AWSでの本認定用のトレーニング「Exam Readiness: AWS Certified Security - Specialty (Japanese)」があり、今回はこれを活用しました。
- 特にトレーニング最後の模擬テストがあり、これは何回もやり満点が取れるまで繰り返しました。
- Blackbelt
- AWSの各サービスの資料となる通称Blackbeltについては、私の場合上記のトレーニングや模擬テスト、さらには下記の模擬試験などで苦手な傾向のものを中心に資料は確認しました。私が勉強した内容は下記でした。
- IAM part1
- IAM part2
- AWS KMS
- AWS Config
- Amazon Inspector
- AWS Trusted Advisor
- AWS CloudTrail
- Amazon CloudWatch
- AWS WAF
- 上記の中でも、特に暗号化や認証といった観点でIAMやKMSは重要のため、アーキテクトの時以上に細かい内容が重要に感じました。
- 模擬試験、試験問題例
- 模擬試験や、試験問題例もやり問題慣れをしていました。
- その他
- Amazonでセキュリティに関しては参考書(要点整理から攻略する『AWS認定 セキュリティ-専門知識』)があるので、こちらを活用するのもよいかと思いました。私はもし1回試験に落ちたら、こちらを買って活用しようと思ってました。
5.結果
- 上述しましたが1回目で無事合格できました!
- 結果は下記のような感じでした。
- スコア:770点台
- 各セクションのスコア
- 分野1:インシデント対応 12%
- 分野2:ログと監視 20%
- 分野3:インフラストラクチャのセキュリティ 26%
- 分野4:ID及びアクセス管理 20%
- 分野5:データ保護 22%
6.さいごに
セキュリティはそこそこ多岐に渡るサービスの内容が対象となりますが、その分基本的な内容を押さえておけば解ける問題が多いような気がします。ただし、上述しましたが暗号化・認証は各サービスと絡んだ問題もあります。(例:S3でのセキュリティなど)従いまして、IAMやKMS等は少し深い知識が必要かと思います。
ただ、AWSのプロ/専門知識の中では比較的取りやすい資格なのではないかと思いました。(あきらかにアーキテクトのプロよりはやりやすかったです!)
みなさまも是非とも挑戦してみてください!
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